心が欲しい。映画「ヴェノム」感想

出典元: https://eiga.com/movie/88636/photo/

【あらすじ】

敏腕記者エディ・ブロックは、人体実験で死者をだしているという<ライフ財団>の真相を追う中、<シンビオート>と呼ばれる地球外生命体を発見し接触してしまう。 この意思を持った生命体との接触により、エディの体は寄生され、その声が聞こえるようになる。「一つになれば、俺たちはなんだってできる」とシンビオートはエディの体を蝕み、このまま彼の乗り物となることを受け入れれば、強大なパワーを与えるという取引を持ちかける。エディは肉体の変化に困惑しながらも、その力に少しずつ魅入られていく――。「俺たちは―――ヴェノムだ」こうして、”最悪”の存在、ヴェノムが誕生した!

出典元:https://www.amazon.co.jp/ヴェノム-字幕版-トム・ハーディ/dp/B07MC15YXW/ref=sr_1_2?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&keywords=%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%8E%E3%83%A0&qid=1571228405&sr=8-2

★★感想★★

個人的面白さ:3/10

「心と感情、どっかに忘れました?(/・ω・)/」
って言いたくなる作品でした(笑)

宇宙からきたアメーバのような生命体群が
それぞれ人間に寄生、取りつき
人に近い形となり別の生命体と戦う物語です。

広告にもある若干エイ〇アンぽい方が
ヴェノムさんです(笑)

題材として「悪を徹底的に滅ぼす
ダークヒーローもの」は面白く
ヴェノムの外見は不気味さもありながら
個人的にはかっこよさも秘めており
その点は非常に
良く出来ている点と感じます。

※以下ネタバレを含みます!

落ちこぼれでも前に進む

主人公エディは、仕事で自分の思いや目的を
優先してしまい、取材相手
(のちに地球外生命体のために
人体実験を繰り返す悪党と分かる)
へ強引に取材を行い、クビになります。
その後、恋人にもそれが理由で
別れを告げられその後半年間
酒におぼれ職を探す毎日で
不幸が重なり、心は荒んでいきます。

それに対し寄生をした地球外生命体の
ヴェノムも後半では
「自分もグループの中では負け犬の方だった」
と、落ちこぼれだった過去を明かします。

その2人が合わさって、最終的に
大規模財団のリーダー×地球外生命の中の隊長
この組み合わせである相手を
倒せたのは
この2人のシンクロ率が非常に
高かったのだと思います。

一人では勝てなくても
協力し合う「私たち」であれば、渡り合える。
という強い意志を感じました。

感情面をもっと描いてほしい

物語の後半でヴェノムは
目的が「人を食べること」から
「主人公エディと共存すること」へ
変わりますが、その変化の感情の動きが
全く描かれず、感情移入が全く出来ませんでした。

本質的にその、心の変化を丁寧に描いていたら
もっと深みが増し
化けた作品になっていたと思います。

というか、このダークヒーロー系
(そもそもですがヴェノムが良いやつすぎて
普通のヒーローものぽい笑)には
その葛藤を描いてこそだと思いますが
大切な部分が無いままストーリーが進むので
その後あまり話が入ってこなくなりました(泣)

ヴェノムというキャラクターにもっと
スポットライトを当て、深堀りを
して欲しかったですね。

若干の「グロ」要素の味付けほしい

この作品はPG12です。

12 歳未満の年少者の観覧には、親又は保護者の助言・指導が必要

出典元: https://www.eirin.jp/index.php

という縛りがあります。

ですがこの作品ヴェノムの特徴として
残虐性を出すにはどう考えても
ここより上のレーティングが必要になると感じます。

外見もどう見ても、不謹慎ですが
「ぼろ雑巾のように人間を扱う」
方がしっくりきます(笑)

中には人間の頭を食べるシーンがありますが
上手くシーンの画面外で食べており、血も出ず
ある意味ファンタジー的に表現されています。

映画あるあるですが
戦う相手に対して、邪魔者の無効化(殺害)が
目的であれば「刺す」「食べる」等が
妥当ですが、年齢制限から
基本的に戦い方は
「吹っ飛ばす」一択です(笑)

もうとにかくワンパターン戦法で
ヴェノムは人間を「吹っ飛ばし」まくります。
もう「人間を吹っ飛ばす」ことで
快感を得ている変態的な生命体
なのかなと思うぐらい
人が宙を舞いまくります。

いや、それはそれで面白いんでいいんですが
映画から出る「ヴェノムらしさ」を考えると
その行為が非常に不自然に映ります。

レーティングをすることで
鑑賞する人の幅が広がったり
家族で見ることが出来たりするとは
思いますが、「なにが自然か」と考えれば
人は死なずとも
作品の「らしさ」は死んでしまっている
内容になっています。

決戦が短いよ!あと映画も!

最終決戦は、ストーリー上「5分」で
決着つけてねと展開があり
とても短く感じます。というか短いです。

映画自体の上映時間は1時間52分ですが
後半「スパイダーマン:スパイダーバース」
という作品の予告映像が15分近く流れます。

ヴェノムとは全く関係無い関連会社の
作品の宣伝なので
いわばYouTubeの動画の途中で入る
広告のようなものです。

実質のヴェノムの上映時間は1時間30分程
のため、上映時間に若干の偽りがあるのと
この予告の15分をヴェノムの感情を描く
シーンに使ってほしかったというのが
正直な感想です(笑)

まとめ

ヴェノムの外見だけは
悪かっこよくて好きです(笑)

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