今を生きれる私たちに。本「なんで僕に聞くんだろう。」感想

こんにちは、Novtakaです。

「なんで僕に聞くんだろう。」感想を書きます!

この記事から
☑本の内容
☑読んだ人の率直な感想

が知れます!記事は4分ほどで読めます。

著者

幡野 広志(はたの ひろし)
写真家、1983年、東京生まれ。
日本写真芸術専門学校中退。2011年独立し結婚。
2017年、多発性脊髄種(血液ガン)を発病、余命3年を宣告され、現在に至る。

内容

「クリエイターと読者をつなぐサイトcakesで、2019年にもっとも読まれた連載」「1000万人が読んだ人気連載」が待望の書籍化! 「cakesで歴代ナンバー1のPVを獲得した記事」も収録。


(中略)なぜ彼らは、誰にも相談できない悩みを、余命数年の写真家に打ち明けるのか?人生相談を通して「幡野さん」から届く言葉は、今を生きるすべての人に刺さる”いのちのメッセージ”だ。

出典元: https://www.amazon.co.jp/%E3%81%AA%E3%82%93%E3%81%A7%E5%83%95%E3%81%AB%E8%81%9E%E3%81%8F%E3%82%93%E3%81%A0%E3%82%8D%E3%81%86%E3%80%82-%E5%B9%A1%E9%87%8E-%E5%BA%83%E5%BF%97/dp/4344035682

感想

答えは、いつも自分の中にある。

著者、幡野さんが質問に対して「思いやり」をベースに、


「背中を押す言葉」を使い、回答をされていて、とても考えさせられました。



幡野さんの回答の大枠の目的は「回答を聞いた人が、改めて自分の中から答えを探し出せるよう、手助けをする」ことにあると思います。


質問は、
「家庭のある人の子どもを産みたい」
「自殺したい」
「子供を虐待してしまう」
「風俗嬢に恋をした」
「売春がやめられない」
「兄を殺した犯人を今でも許せない」
 etc…


あとがきにもあるように、「悩み」は突き詰めると「不安」であり、自分の持つ意見に「自信が無い」ものです。


実際には自分自身の答えはどこかで見つけているにも関わらず、それを直視する自信がない。


著者は言葉の節々、表現などから質問者の人柄を理解します。



言霊(ことだま)という言葉もあるように普段使っている言葉が、そのままその人の人格を作ります。



質問者の言葉、そして見えてくる人柄、人格など見える情報を加味したうえで、


播野さんは直接的ではなく、回答の根底でこう問いかけています。



あなた自身は、どうしていきたいか」

質問者の方は、「原因論」信者が多い

質問者に関していえば、誤解を招くかもしれませんがストレートに言うと


「7割は、自分と向き合わずに人に答えを求める人」であり「原因論」信者と思っています。



「原因論」はアドラー心理学の言葉で、「〇〇があったから、今〇〇なのだ」という考え方です。


・過去にいじめられたから、今は引きこもってしまっているのだ
・過去に異性に裏切られた経験があるから、私は恋人ができないのだ




ですが、この考えの理屈だと、「その経験をした人全員は、そうなってないとおかしい」という矛盾を生みます。



この点を「目的論」に変えると、色々なものが見えてきます。


・過去にいじめられた経験があり、「人と関わって傷つきたくない」という目的があるから、今は引きこもっているのだ


過去に異性に裏切られた経験があり、「異性からフラれるのが怖い」という目的があり、恋人を作ろうとしていないから、私は恋人ができないのだ





というように、変えることができます。


と、読んでいて思ったのですが、質問者の方はおそらくそれすら考えられないほど、メンタル面で追い詰められている方ばかりでしょう。



「目的論」はときに残酷な真実を突きつけますが

こう考えると、今自分のすべきことが明確になっていく気はします。


播野さんは回答の言葉の中に、この「目的論」へ向かうような部分も見えました。

「スカッとする話」という楽しみ方も。

も、あります(笑)


表紙、内容から、もちろん真面目で人間関係の重めな話ではありますが、


正直、半分ぐらいの質問者は「加害者なのに被害者ぶってる」(口が悪い。笑)方々なので、


その質問者に対して、喝を入れる回答も多いです。



もちろん序盤に述べたように「思いやり」ベースで。



読んでいる側としては、笑ってはいけないんですが、ぶっちゃけ「面白い」ですよね(笑)

中にはそういうことを感じれないぐらい、ひどい環境の質問者もいらっしゃいますが。


まあ、本に限らず、「作品」なので楽しみ方は人それぞれということで。



宜しくお願いいたします(笑)

最後に

今を生きれる私たちに。

著者の幡野さんは、2017年年末に余命3年の宣告を受けられています。



この本からは、改めて「生きている」という実感を私たち自身に湧かせる内容です。


「生きているだけで幸せ」という言葉も、この本の中で「生きているけど、辛すぎる」人を見ていると、深く考えてしまいます。



ただ、最終的に自分自身を変えれるのは自分自身しかいません。



もう一人の自分と向き合い、常に自分にとって最良の選択ができるように生きていきたいものです。



疲れた時は、もちろん無理せずね。



終わり


画像出典元: https://www.amazon.co.jp/%E3%81%AA%E3%82%93%E3%81%A7%E5%83%95%E3%81%AB%E8%81%9E%E3%81%8F%E3%82%93%E3%81%A0%E3%82%8D%E3%81%86%E3%80%82-%E5%B9%A1%E9%87%8E-%E5%BA%83%E5%BF%97/dp/4344035682

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