人格は数値化できない。本「まんがで分かる7つの習慣」感想

解説

フランクリン・R・コヴィーの名著「7つの習慣」を漫画で理解しやすく内容を伝える。バーテンダーを目指す主人公は、アルバイトを始めたお店で、人間関係の壁にぶつかりながらも前に進んでいく。その助けになったのは「7つの習慣」だった・・・!!

感想

「7つの習慣」。本を読まない人でも名前は聞いたことがあるような、有名な本ですが、なにしろ分厚い!!

以前チャレンジをしたことがありますが、もちろん挫折しました。

正確には読み切ることは出来たのですが、全体の内容がボヤボヤして、しっかり「理解」する段階まで進みませんでした。

比較的、同じような状態になった方は少なくないと思いますが、その救世主的存在が、この本だと思います。

最近よく見る「まんがでわかる」シリーズの元祖の本だと思います。

7つの習慣を「まんが」という理解しやすい「具体例」を使い、非常に理解しやすく作られています。

その中から、個人的にグッときた部分を紹介します!

人格は数値化できない。

導入の部分でコヴィーは「成功をするには人格を育てる必要がある」と述べています。


成功したいと人は思った時に、そのテクニックや、知識を率先して身に着けようとするが、これだけではいけない。

人格(それは謙虚さ、勇気、正義、勤勉さ、節制など)を育てること、それに根っこの部分にあって始めて、人は幸せと成功を呼ぶということだ。


そして「人格を育てる」方法は
・知識(なぜ必要か、何をするのか)
・スキル(どのようにするか)
・意欲(習慣にしたい、という思い)
の要素を含んだ「行動」を毎日行うことです。


非常に重要なことを言っていると思います。
「人格」こそ、考えの根底に置くものだと思います。

人格の部分が欠落をしていると、人がついていかなかったり、何かトラブルに巻き込まれたりすると思います。

他の記事でも書きましたが、私は以前ある会社で仕事をしていたときの責任者が非常に傍若無人で、パワハラ、セクハラを当たり前にするような人間でした。


仕事は出来る人間でしたが、「人格」が伴わず、結局本社の監視下の部署に異動になりました。


「人格」を鍛えていくことこそ、その人には必要だったのだと思います。


ただ、難しいポイントがひとつあります。


人格は数値化できず、また目に見えません。

小学校の授業でいえば「道徳」のようなものだと思います。


なので最終的には、それぞれの人間が意識をして、個人個人が鍛えていくしかないのだと思います。


思いから言葉が出てくる。

コヴィーは、相手とwin-winの関係を作るために「話す」より「聞く」ことから始めることで、幸せに近づくと述べています。

相手の言葉に「共感」をして、「傾聴」をすることで人間関係のコミュニケーションは劇的に変わります。


相手を理解し、理解されることは幸せと成功への大きな前進です。


本の中では例として2点出ており、
①人間は「話す」ことに快感を感じる生き物で、人の会話を聞いていると、お互い言いたい事を言い合ってなんだかんだ会話になっていないときがある。

②子供と話すときに「なまえはなんていうの?年齢はいくつ?」と第一声で聞く大人がいる。だがこれを大人同士に置き換えてみるとどうか。普通は自分から名乗り、急に年齢を聞いたりはしないだろう。これは無意識に上下関係をつくってしまっている言葉である。とくに子供に対しては自然にそう対応してしまう大人が多い。


2点とも、とてもドキッとしました(笑)


そして人の会話を聞いていてもそう感じる時もあります。


もちろんこれを満たしていないだけで、「幸せになれない」ということはないと思いますが、逆にこのようなことを「共感と傾聴」に変えるだけでより人生が豊かになると考えたらどうでしょうか。


現代人には、耳の痛い話ですが、これを気に変える価値は十分あると思います。

結局自分のためでしょ?

上記2つに関しては、「いやいや人格を育てるのも、共感と傾聴をするのも結局自分が上手くやって、得しようとしてるだけでしょ?自己中な人間だ」と感じられる方もいるのかもしれません。

ここに対してもコヴィーは答えを出しています。


それは「win-win」の法則です。


自分も勝ち、相手も勝つということ。


勝者が居れば、敗者もいると考えがちですが、それは間違いで真の正解は「相手も得をし、自分も得をする」ということです。


私たちは常にここを目指して動いていくべきだと考えています。


似た話としては、アドラー心理学でも幸福の正体は「貢献感である」と言っています。

誰かの役に立っていると心から感じた時、その人は幸せであるという理屈です。


この結果が示すように、win-winは理想論ではなく、そして規模は関係無く実現していけるものだと考えています。

まとめ

生きる上でのヒントが多く含まれている本です。


自分の内面を見つめなおすきっかけになりました。

アイキャッチ出典元:https://www.amazon.co.jp/まんがでわかる-7つの習慣-フランクリン・コヴィー・ジャパン/dp/4800215315/ref=sr_1_3?keywords=7%E3%81%A4%E3%81%AE%E7%BF%92%E6%85%A3&qid=1573472766&sr=8-3

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