この世から不倫がなくならない理由 ~前編~ 中野信子さん著「不倫」より

こんばんは、Novtakaです。

今日は、この世から不倫がなくならない理由について書きたいと思います。

参考文献は中野信子さんが書いた、文集新書「不倫」です。

世の中から不倫は無くならない

「不倫」に対して、どんな印象をお持ちでしょうか。

「好きならば、不倫しても仕方ないと思う」なのか
「断固として許せない」のか。

バレれば、社会的信用も、仕事も、家族も、お金も失うと分かっているにも関わらず、不倫が発覚し続けることは、世の中で続いています。

ですが、端的にいえば「人間の脳は一夫一妻制に向いているわけではない」のです。

今までの歴史と照らし合わせると、一夫多妻制または乱婚<集団内のオス(男性)とメス(女性)がともに、複数の相手と性的関係を持つ配偶システム>が人口の維持には有利だったときもあったようです。

そう言うと、必ず「そんなものは不倫の言い訳でしかない」と言われるでしょう。

もちろんこれを、ことが発覚した後に言ったら、説得力は皆無ですが(笑)


ただ、これは真面目に人間の脳と不倫の関係を探った記録であり、それに向き合う、理解をすることで、より自分にとっての「正しい判断」が出来るのだと思います。

不倫バッシングも無くなることはない

そして、不倫に対する強烈なバッシングも、今後無くなることはないでしょう。


人間は社会的動物であり、国家や会社、家族という共同体を維持することにより成り立っています。

その共同体の資源を増やすために、個人が協力し合い、そして共同体からリターンを受け取ることで維持をしています。

ですが、その共同体の資源を増やす活動に協力せず、リターンのみを受け取る人がいます。


いわば「おいしいとこだけとる」人ですね。


不倫をする男女は、いってみれば「恋愛」の美味しいところだけをとり、責任を持ち維持をする労力を回避している人たちです。

共同体の人々は、共同体の秩序、バランスを守るために、この不倫をする男女を 「正義の行動」と信じ 、徹底的に叩きのめし攻撃をします。


そして人間の脳には、この「正義の行動」には快楽が伴うことも実証されています。

不倫をすることは、実は遺伝子、脳内物質に操られているとすれば、不倫バッシングをする人も、同様に遺伝子や脳内物質に操られているわけです。


出どころが同じというのは、なんという皮肉でしょうか。

バッシングの本質は「自分だけトクしてる、ズルい!」

他人の「不倫」という行動を冷静に見ると、あくまで「他人の恋愛」でしかありません。


道徳でなくとも、犯罪ではありません。

それなのに、芸能人で不倫をした人に対しては「謝罪会見」を開かせ、マスコミの質問攻めにし、プライバシーを暴露され、かつ社会的地位を回復できない程にボコボコにします。

なぜ、「他人の恋愛」にそこまでされることがあるのでしょうか。


一般的には「倫理的でない」や「子供に見せられないこと」だからと述べられます。

ただ、この壁を乗り越えるとそこにあるのは、不倫した男女に対する、「抜け駆けして、”いい思い”をしているのは許せない」という「妬み」の感情が顔を出します。


事実、社会的経済的な地位が高い人、美男美女、資産家などの不倫が明らかになった時は、より過激に叩かれる傾向にあるようです。


不倫バッシングの本質とは「トクをしている人間に対する社会的制裁」であると考えられます。

→中編に続く!!

画像出典元:https://www.amazon.co.jp/不倫-文春新書-中野-信子/dp/4166611607/ref=sr_1_1?keywords=%E4%B8%8D%E5%80%AB&qid=1576329643&s=books&sr=1-1

出典元(参考文献):文春文庫「不倫」 著・中野信子

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