愛すべき悪趣味。映画「キングスマン/ゴールデン・サークル」感想

出典元:https://eiga.com/movie/86303/photo/

【あらすじ】

キレッキレの超過激スパイ・アクションがパワーアップして帰ってくる!謎の組織ゴールデン・サークルの攻撃により、キングスマン本部が壊滅!生き残ったエグジーとメカニック担当のマーリンは、同盟機関に協力を得るためアメリカへ向かう。表向きはバーボン・ウイスキーの蒸留所を経営するコテコテにアメリカンなスパイ機関、ステイツマンと合流した2人は、彼らのNo.1エージェントと共に組織の行方を追い始める。一方、ゴールデン・サークルは、世界中の麻薬使用者を人質にした驚愕の陰謀を始動させていた…。果たして、エグジーたちはその陰謀を阻止することができるのか⁉

出典元:https://www.amazon.co.jp/キングスマン%EF%BC%9A-ゴールデン・サークル-字幕版-タロン・エガートン/dp/B07BB8PS66/ref=sr_1_3?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&keywords=%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%B3&qid=1571146110&sr=8-3

【感想】

個人的面白さ:8/10

物語がとにかくテンポよく進み
アクションシーンと、会話シーンの
バランスが良く
その中で観客を飽きさせない工夫
非常に多くされています!

英国紳士の装いや登場する場所は
どれも個性的でカラフルなデザインで
視覚的に訴えかけてくる部分や
また、監督マシュー・ヴォーンの個性として
明るい曲調のポップな音楽をBGMにしながら
どぎついシーン(グロ有り)を
流す部分などです!

同じ監督の作品「キックアス」が
好きであれば、相性は良いと思います。
アクションシーンもキレキレの動きに
キレキレのカメラワークがあり
この点も監督らしいです。

前作「キングスマン」からの
繋がりもありますが
見ていなくても十分に楽しめる作品です!

※以下ネタバレ有りです!

麻薬常習者は悪なのか

作品の中では、麻薬組織のボスが
麻薬に毒を混ぜ、流通させ
症状が出てきたときに
「解毒剤が欲しければ、麻薬を合法化しろ」
という要求を大統領にし交渉をします。

そして大統領も大統領で
「これを気に麻薬常習者には全員死んでもらう」
と、事件を利用して個人的な
願望を叶えようとします。

毒入りの麻薬を使用した
常習者の身体にはやがて青い血管のような
ものが体に浮きで始め
やがてダンスをしだす
(ここは監督の悪趣味全開です笑)
その後硬直し、やがて死に至るという
段階で進んでいきます。

結末としては、主人公エグジーがボスを
倒し解毒剤が配布されるのですが、結果
「麻薬常習者を助ける」というストーリーとなり
また、症状が治ったある人は
「麻薬はやらずに、アルコールだけにするよ!」
という言葉も発しています。

作品の社会性としては
「麻薬は我々にとって悪だが
その常習者は悪ではない」

という思想が見えます。

以下の前回の記事でも似た事を
書きましたが
無くすべきは「麻薬」そのものであって
修正の余地がある「人間」自体に
本質的な罪は無い(法的な罪はありますが)
なぜなら麻薬をやめることができ
麻薬常習者でなくなることが出来るから。

そのメッセージも作品から伝わる点は
社会性を持たせた良い点と感じました。

メインの人物死にすぎ

あのー、メインの良キャラクターを
死にさせすぎじゃあありませんか(/・ω・)/笑

「飽きさせない工夫」の一つとしては
良いのかもしれません。
または次回作で復活とかあればいいですが
最初から最後まで前作で活躍した
キャラが立ってる人たちをガンガン
殺していくスタイルはなんなんでしょうか(笑)

同監督の「キックアス」といい
前作「キングスマン」といい
そういう雰囲気はあったので
なんとなく想像は出来ていましたが・・

あとは、チャニング・テイタムや
ハル・ベリーという名優がまあまあなチョイ役
で出てくるのは贅沢なのか
無駄遣いなのか・・・(笑)

カントリーロード

スーパーサポート役のマーリンが
後半、自爆をする前に歌う
カントリーロードは非常に
感慨深いものがありました。

日本人にも浸透しているこの曲
他の作品でアメリカ人が祖国を思って歌う
曲は「国歌」であったりするものですが
私としては「ここでカントリーロードか!」
という、ただ単純に「地元愛」を歌う選曲に
個人的にしびれてしまいました。

この超有名な曲はジブリ作品「耳をすませば」で
主人公が替え歌で自分の地元になぞらえて
歌っているように誰しもある
地元への愛を想像させる曲です。

いってみれば「庶民的」な曲で
地元(国)にいる人たちへの愛を歌うという意味でも
非常に感情移入ができました。

まとめ

一応年齢制限がかかってる映画ですが
意外とどの層にも受ける
ポップで若干悪趣味が光る作品です!
(めちゃくちゃほめております笑)

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