勇気を描く。映画「ザ・ピーナッツバター・ファルコン」ネタバレ感想

こんにちは、Novtakaです。

映画「ザ・ピーナッツバター・ファルコン」ネタバレ感想を書きます!

この記事から
☑映画のあらすじ
☑観た人の率直な感想

が知れます!記事は3分ほどで読めます。

あらすじ/概要

ツキに見放された漁師と施設から脱走したダウン症の青年、施設の看護師の3人による青年の夢をかなえるための冒険の旅を描いたヒューマンドラマ。養護施設で暮らすダウン症のザックは、子どもの頃からの夢だったプロレスラーの養成学校に入るため施設を脱走する。兄を亡くして孤独な日々を送る漁師のタイラーは、他人の獲物を盗んでいたことがバレたことから、ボートでの逃亡を図る。そんなタイラーと偶然に出会ったザック、そしてザックを捜すためにやってきた施設の看護師エレノアも加わり、3人はザックのためにある目的地へと向かう。タイラー役をシャイア・ラブーフ、エレノア役をダコタ・ジョンソン、ザック役を作品製作のきっかけとなったザック・ゴッツァーゲンが演じ、ジョン・ホークス、トーマス・ヘイデン・チャーチらが脇を固める。監督は本作が長編初監督作となるタイラー・ニルソン&マイケル・シュワルツ。

出典元: https://eiga.com/movie/91791/

原題: The Peanut Butter Falcon
制作国:アメリカ
制作年度:2019年
上映時間:97分
監督:タイラー・ニルソン、マイケル・シュワルツ
出演:
シャイア・ラブーフ(タイラー)
ダコタ・ジョンソン(エレノア)
ジョン・ホークス(ダンカン)
ブルース・ダーン(カール)
ザック・ゴッツァーゲン(ザック)

予告

感想

全体のバランスが絶妙

今年に観た映画で、トップ1レベルで面白い!です!



といっても、まだ2月ですが。(笑)




良い点は色々ありますが、一言でいえば「全体のバランスが絶妙」なんです。



なぜそう思うかを書きたいと思います!

物語と雰囲気

好きなポイントとしては、まず「全体から漂う雰囲気」がダントツに良いです。



アメリカの田舎の風景と自然を描き、日が昇るとき、落陽のときの情景と、


カントリー調(アコギの耳障りが良く、それでいて少しポップな感じ)の曲が混ざり合って、


木々の匂いがこちらまで届きそうなほどに、そこにいるかのような気持ちにさせてくれます。


と、そう書くと「大体そういう映画って、なんか退屈なの多くない?




と思われる方もいらっしゃると思います。


ここで「バランス」の話ですが、この映画はとにかく「話のテンポが良い!」んです。


激しいシーンこそ無くても、物語に緩急をつけるのが、絶妙に上手いです。




人間が「長いな~」と感じる数歩手前で、盛り上がるシーンや、ちょっとハラハラさせるシーンになったり、音楽が入ったりして、観客と物語を一体化させてくれます。



上映時間も97分と短時間でありながら、深みのあるストーリーが描かれます。

キャラクターの深み

この映画は基本3人の人物にフォーカスして進むので、登場人物もそこまで多くありません。


・ダウン症で、施設を脱走し、プロレスラーの学校に入る夢があるザック(ザック・ゴッツァーゲン)
・漁師でありながら、他人の獲物を盗み逃げるテイラー(シャイア・ラブーフ)
・施設の看護師で脱走したザックを追うエレノア(ダコタ・ジョンソン)



ザックの施設を夢のために脱走する、という展開は映画「ショーシャンクの空に」のような、清々しさとワクワク感があり、個人的に好きなシーンです。



その後ザックはひょんなことからテイラーと進む道を同じくし、旅のなかで戦友のように、絆を深めていきます。



このザックとテイラーの掛け合いが、最高に笑えます!!


以下の予告でも、そんなシーンが流れます!

この点はぜひ映画を見て頂きたいのですが、



そしてその夢の応援者としてテイラーも加わり、エレノアもしぶしぶではありますが手伝い、3人は彼らにとって、未開の地を進んでいきます。



道中には、恨みを買った漁師から追われたり、「神を信じるか」と聞いてくる変なおじいさんにあったりしつつも、目的の街へ向かいます。



その中で、「ピーナッツバターファルコン」の由来も分かります(笑)


音楽が良い。
演技も良い。
観たあとの後味も良い。さわやかなラストがある。



ダウン症の人はデビュー作?それでこれはすごい!!



フロリダに行こう。となる。

勇気を描く。

ザックは、やりたいことのために施設から逃げました。



終盤は、テイラーも自分がフロリダで生活をしたいという夢を語ります。



エレノアもやがては、「チャレンジをする」楽しさに目覚め、テイラーについていきます。


序盤では比較的3人とも、どちらかというと暗い表情が多かったのが、ラストシーンでは3人とも清々しい笑顔をし、この映画は幕を閉じます。



「やりたいこと、したいことをしている」人間には、誰しも敵いません。



とくにザックに関しては、ダウン症という病気がありながら、最初の一歩目は自分で勇気を持って踏み出しました。



この映画は「勇気を描いている作品」だと思います。



それは、私たちにも勇気を与えてくれます。



そして、ザックのダウン症についてはこの作品の中では深く描かれません。



病気を深く掘り下げず、本人が「何をやりたいのか」という言葉を多く話すシーンの方が多いのです。



私は、これはひとつのメッセージと思っていて、いまどんな状態なのか?より、これから何をしていくべきか、にスポットライトを当てています。



素質ではなく個人の意志を優先する。


これからどこに向かうかは自分自身が決めることができるのです。

最後に

エンドロールのときは「この世界観、もっと続いてほしい」と思うほど、余韻に浸れる作品でした。


爽やかなラストが待ち構えておりました(/・ω・)/


終わり

画像出典元: https://eiga.com/movie/91791/

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