お金はあなたを見つめている。本「漫画版 論語と算盤」ネタバレ感想

解説

2024年から1万円札の顔になる「渋沢栄一」の著書、「論語と算盤」を漫画にし、まとめた一冊です。

読みやすさに重点を置いており、全編漫画形式で渋沢栄一の半生を知ることが出来ます。

感想

2024年から1万円札になるとのことで、人物を知ろうとオリジナルの「論語と算盤」を読む前の事前知識を得るため読みました。

どんなことをした人知りたいけど、「論語と算盤」は難しそうと思う人には、最初のステップとして合うと思います。

スポットライトはあくまで本人の半生で、「論語」の詳しい内容や、渋沢栄一の主張については省いている部分もあるようです。

中田敦彦のYouTube大学でも紹介をされておりましたが、オリジナルでは「視・感・察」という人を見る上での判断基準など、非常に大切な部分が、この本の中では省かれています。

あくまで本編のプロローグ的に読むとよいかもしれません。

ウソはつけない

物語の中では、渋沢栄一と対極の人間として陸軍大将の山縣有朋が出てきます。

彼は日本の軍部のリーダーでありながら、他の人間への扱いや、お金の黒いうわさが絶えず人徳はゼロに等しい人間だったようです。

その山縣有朋が80を超えた渋沢のもとに幽霊として現れ、「おれとお前の差はなんなんだ」という問いかけに対して、渋沢は「私には、論語があったのです」と答えます。

これが序章ですが、作中にはなかなか論語そのものについては本当に少数で、物語を楽しむ本来の漫画のようになっています。

ただラストシーンでの山縣の幽霊が新1万円札を渡し、

百年後お前は日本の顔になるんだ。未来はお前に答えを求めたんだよ。

出典元:講談社 「漫画版 論語と算盤」 原作:渋沢栄一 漫画:近藤たかし

というフレーズにはグッと来るものがあり、現代とも連動して感情移入しやすいストーリー構成になっていると思います。

紙幣に選ばれた理由

渋沢栄一の残した功績は、「そりゃあ紙幣になるわ」と言わんばかりのオンパレードです。

徳川慶喜の幕臣として使え、パリにも使節団としていき、その後明治維新が行われてから帰国後、日本で初めての「株式会社」を設立します。

その後実業家として500以上の会社の設立に関わります。

現在の名称で述べますが

・みずほ銀行
・東京海上日動火災保険
・東京ガス
・日本郵船
・王子製紙
・アサヒビール
・サッポロビール
・東洋紡


etc…

他、数々の社会事業にも携わり大学も設立するなど、数えきれないほどの功績を立てています。

まとめ

論語と算盤を読む準備は整った!という感じです(笑)

画像出典元: https://www.amazon.co.jp/%E6%BC%AB%E7%94%BB%E7%89%88-%E8%AB%96%E8%AA%9E%E3%81%A8%E7%AE%97%E7%9B%A4-%E8%BF%91%E8%97%A4-%E3%81%9F%E3%81%8B%E3%81%97/dp/4065170125

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